日本人は、なんだかんだと言ってもiPhoneが大好きな人種です。リーマンショックや東日本大震災、そして去年から続く新型コロナウイルスの影響などがありつつも、一定レベルの生活水準を保てていますが、海外ではスマートフォンにお金をかけることができない国が大半を占めています。
また、SoftBankをはじめ、auやdocomoなどでiPhoneを契約すると、二年縛りなどの制限はありましたが、金銭的な負担を最小限に抑えながら最新のiPhoneを購入することができました。それこそiPhoneが発売される前に主流となっていたフィーチャー・フォンの時の負担と同じくらいで手に入れることができたので、当たり前のようにiPhoneが携帯電話の主流となっていきました。
iPhoneから遅れること二年、徐々にAndroid系のスマートフォンも流通してきました。しかし、Androidが流通した当初、バッテリーなどの不具合によってAndroid系のスマートフォンにネガティブな印象がついてしまいました。また、スマートフォンとして未熟だったこともあり、iPhoneのように直感的に操作することはできず、使い込んでいかなければいけないようなマニアックな仕様にもなっておりましたので、iPhoneがスタンダードな存在となっているのです。