日本人にとってスマートフォンと言えばiPhoneだと思いますが、2011年10月5日にスティーブ・ジョブズが亡くなってからは、徐々にAndroidが勢力を強めています。世界的に見るとiPhoneのシェアは第4位まで落ち込んでしまっており、サムスン電子、ファーウェイ、シャオミの次となっています。また、1位のサムスン電子の販売数とiPhoneを比較した場合、サムスン電子の半分しか販売できておりません。
もちろん新型コロナウイルスの影響で最新モデルとなったiPhone 12の販売日が送れたことも要因だと言えますが、スティーブ・ジョブズが亡くなる前のiPhone 4Sの勢いは衰えてしまっているのです。シェア率が低い理由としては、Android系のスマートフォンが、以前よりも性能が高くなっていることや、iPhoneが高級路線に舵を切ってしまったせいで、裕福ではない方が所有することが難しくなったことなどが理由となっています。
また、スマートフォン自体が技術的にも成熟期に入っていることなどもあり、わざわざ高いお金を出して最新モデルを購入することに価値を見出せないという方も増えています。それを証明するようにiPhoneは従来の高級路線と、比較的リーズナブルなモデルの両方を出すことによって、順調にシェアを取り戻しはじめています。